これからも、モノづくりを続けてゆきたい。そのためには、変わるべきコトがある。小泉誠さん(家具デザイン)を中心に、村田一樹さん(グラフィックデザイン)、平塚智恵美さん(コーディネート)、畠山拓さん(映像制作)そして、大雪木工のスタッフみんなと一緒に、大雪木工のこれからを考える大切なプロジェクトを2015年から取り組み続けています。これは、ただの製品開発ではありません。これからも「モノ」をつくり続けていくために、大切な「コト」を探求し続けるプロジェクト。その探求の先に私たちが見つけるもの。それを家具というカタチで表現していきます。
大切プロジェクトを始めた理由のひとつに、「モノづくりのスタイルを本来あるべき姿に見つめ直したい」という想いがありました。それは、「北海道の森」を中心に考えたモノづくり。森の持続可能性を大切に、材料には家具材としてあまり活用されてこなかった北海道産の「ハンの木」を使用。さらに、用途を限定しない「いろいろ使えるデザイン」で、いつまでも作り続けられる、いつまでも使い続けられる家具が生まれました。広葉樹にも関わらずとても軽いハンの木の特性を活かした、強度と軽快さを合わせもった家具です。